ウクライナへ消防車が出発!岡山発、連携によって実現
2025.05.28

5月27日、岡山県倉敷市の水島港から、ウクライナ支援の一環として消防車が出発しました。
行き先は、ウクライナ南部の港湾都市オデーサ。現地では今も厳しい人道状況が続いており、医療・防災インフラの強化が急務とされています。
今回の支援が実現した背景には、多くの関係機関の連携と尽力があります。
まず、在日ウクライナ大使館におかれましては、現地の実情に即した支援ニーズの把握と調整を迅速に行ってくださり、支援の方向性を明確にしてくださいました。人道支援の橋渡し役として、的確かつ献身的な働きに深く感謝申し上げます。
また、岡山県および県内の複数の自治体におかれましても、消防車の提供や手続き面でのご協力を賜り、地域から国際社会への貢献を実現してくださいました。
NPO法人ユーラシアは、現地への輸送支援や調整業務を担い、関係機関との連携を図りながら、支援の円滑な実行をサポートしてまいりました。今後も中長期的な視点から、継続的な支援体制の構築に取り組んでまいります。
さらに、今回の輸送を担っていただいたのが、株式会社 上組さまです。迅速かつ安全な国際輸送に対応いただき、水島港からウクライナ・オデーサに向けた船出を無事迎えることができました。その確かな技術と経験に、心より敬意を表します。
このように、外交・行政・民間企業・NPOが一体となって連携した支援こそが、命を守る国際貢献のかたちです。今後もこの連携を基盤に、継続的な支援を続けてまいります。
※上記お知らせ文書は、岡山県ホームページ「国際課」掲載のお知らせ(2025年5月23日更新)より引用しています。
NHK岡山のニュース「倉敷 軍事侵攻続くウクライナへ提供のポンプ車 港で積み込み」(2025年5月26日付)でも紹介されています。
消防車のウクライナ輸出に関する輸出許可通知書(2025年5月27日発行)
消防車のウクライナ輸出に関する正式な許可通知書。NPO法人ユーラシアによる人道支援の一環として、岡山県からオデーサに向けて出発しました。


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